個別の記事が増えると、関連記事の一覧だけでは全体像へ戻りにくくなります。親記事に作業の地図を置き、個別記事から必要な位置へ戻れるリンクを用意すると、案内の目的をそろえられます。
ここでいう親記事は内容上のまとめ役です。WordPressの固定ページにある親子設定を付ければ内部リンクが完成するという意味ではありません。
親記事で扱う範囲を決める
Pythonの業務効率化なら、作業の選定、実行環境、入力の確認、集計、運用という全体像が親記事の役割になります。CSV集計の記事に細かな手順があるなら、親では目的と前提を短く説明し、その記事へ案内します。
親記事へ全部の本文をコピーする必要はありません。どの疑問ならどの記事を読むかが分かることを優先し、同じ答えを重複して増やさないようにします。
リンクの対応を記録する表
例は管理表への記入方法です。実際の表では記事URLも残し、候補のリンクと、公開本文で確認済みのリンクを分けます。タイトルが似ていることだけを、貼る理由にしないようにしてください。
| 記録項目 | 記入例 |
|---|---|
| リンク元 | CSV集計記事の準備の段落 |
| リンク先 | 業務効率化の全体像を扱う親記事 |
| 文言 | Pythonで作業を動かす5ステップ |
| 貼る理由 | 集計の前に、実行環境を準備する流れを確認するため |
| 確認 | 公開状態、リンク先の本文、確認日 |
WordPressで置く位置と文言
本文で前提に触れた段落へ、リンク先で確認できる内容を添えて設定します。「こちら」だけより、何が分かるページかを短く書くと、開く理由を判断できます。
設定後は保存したページのリンクを実際に開きます。Googleが通常たどれるのはhrefを持つa要素です。見た目がボタンでも、別URLへ移るリンクとして出力されているかを確認します。親記事側にも個別手順への案内を置き、一方向だけで終わらせません。
更新と月次点検で見直すところ
新記事を公開したら、既存のどの記事から読みに行けるかを確認します。Googleのリンク資料も、重要なページがサイト内の別ページからリンクされていることを勧めています。サイトマップへの掲載だけで本文リンクの確認を済ませないようにします。
月次の点検では、リンク切れだけでなく、リンク先の答えが変わっていないかを見ます。記事を統合した場合は、最終URLと案内文を一緒に直します。本数の増加や親記事への集中だけで、検索順位が上がると判断するものではありません。
