お悩み女子WordPressの画像にaltを入れていますが、記事のキーワードを毎回書くのが正しいのでしょうか。何を書けば役に立ちますか。
WordPress画像のaltは、その画像が見えないときに、記事の理解や操作に必要な情報を補う言葉です。SEOのキーワード欄として埋めるより、画像がその場所で担う役割から考えるほうが、読み手にも検索エンジンにも意味が通ります。
本文を説明する画像、装飾、リンク画像の書き分けと、WordPressでの入力・確認手順をまとめます。Google、W3C WAI、WordPressの公式資料を2026年10月に確認しています。管理画面の操作やスクリーンリーダーによる読み上げの実機検証は行っていません。
- 画像の役割からaltを決める考え方
- キーワードを詰め込まない書き直し例
- 空のaltと、alt属性の欠落の違い
- WordPressの画像ブロックとメディアの設定の区別
WordPress画像alt|本文との関係で決める役割
同じ写真でも、記事によって伝える役割は変わります。画像だけを見て名前を付けるのではなく、前後の文章と合わせて判断します。
意味を補う代替テキスト
altはHTMLの代替テキストです。スクリーンリーダーなどで画像の情報を補うときに使われます。画像の色や形を全部説明するより、その画像を載せた理由が伝わる短い言葉を選びます。
たとえばCSVの集計結果を見せる画面なら、単にパソコンの画面と書いても、何が分かったのか伝わりません。どの処理の、どの結果かを書けると、その画像がなくても文章の流れを追いやすくなります。
キャプションとの使い分け
キャプションは画像の下などに見える説明です。出典、撮影条件、補足、読むときの注意などを本文として示せます。altは画像の代わりに必要な内容を受け持ち、キャプションと同じ長文を機械的に複写する欄ではありません。
キャプションがあるだけで、すべての画像のaltを空にするわけでもありません。説明文に画像の意味が十分含まれているか、画像にしかない情報が残っているかを見ます。必要な情報の重複と不足を両方確認します。
画像ごとに異なる判断
記事の見出しを飾る写真と、故障箇所を示す写真では必要な説明が違います。WAIも、画像がページの文脈で伝える意味に合わせて代替テキストを選ぶ考え方を示しています。
WordPress画像alt|4種類の書き分け例
以下は架空の画像内容を想定した記入例です。実際の画像で見えていない情報や、確認していない効果は付け足しません。
本文を補う画面や写真
店舗別の集計結果が画像にしか出ていない場合は、集計の内容と主要な結果を伝えます。次の例は東京1,500円、大阪900円という2つの値を示す画面を想定しています。
<img src="csv-result.png" alt="店舗別集計の結果。東京1,500円、大阪900円">
操作手順の画面なら、CSVの読み込み画面で文字コードをUTF-8に指定、のように操作の場所や選択状態を書く方法があります。赤枠の画面だけでは何に注目するのか伝わりません。細かな手順は本文にも文章で残します。
情報を持たない装飾
区切りの模様や、本文に新しい意味を加えない飾りは、alt=””という空のaltを使う候補です。読者へ必要のない説明を繰り返さないための指定です。
<img src="section-decoration.png" alt="">
空のaltは属性を付け忘れた状態とは異なります。後の例のようにalt自体がないと、環境によってファイル名などが読まれる場合があります。意図して空にしたのか、未記入なのかを区別します。
操作先を伝えるリンク画像
画像だけでできたリンクやボタンは、見た目より、操作の目的を伝えます。下向き矢印のアイコンという説明より、確認表をダウンロード(PDF)のほうが移動先を判断できます。
<a href="checklist.pdf"><img src="download.png" alt="確認表をダウンロード(PDF)"></a>
同じリンクの中に確認表をダウンロード(PDF)という文字もあるなら、アイコンは補助的な装飾として空のaltにする方法があります。リンク全体で目的が分かるかを見て、読み上げが重ならないようにします。
<a href="checklist.pdf"><img src="download.png" alt="">確認表をダウンロード(PDF)</a>
図表と長い説明
グラフや業務フローの全内容をaltに詰めると、長くて把握しにくくなります。短い要点と、本文側の詳しい説明を組み合わせ、値が必要なら表や文章でも読める形にします。
たとえば月別処理件数の棒グラフなら、altに対象期間と主な傾向を書き、月ごとの数値は近くの表へ載せます。画像でしか分からない関係や例外がないかも確認します。説明の長さは情報の複雑さに合わせます。
WordPress画像alt|SEOで避けたい書き方
検索キーワードは内容に合う場合に自然に含めます。画像を説明できない語の羅列は、読者の理解を助けません。
| 書き方 | 問題 | 直し方の例 |
|---|---|---|
| Python CSV 自動化 おすすめ 無料 | 画像と関係ない検索語の羅列 | CSVを店舗別に集計した結果 |
| 画像1・スクリーンショット | 意味や注目点がない | CSV読み込みでUTF-8を選ぶ設定画面 |
| Python CSV集計を全画像へ複写 | 画像ごとの違いが消える | 読込画面・結果表・エラーを個別に説明 |
| 仕事が必ず速くなるグラフ | 画像だけで確認できない効果を断定 | 月別の処理件数を比較した棒グラフ |
Googleはaltを画像の内容理解に使い、文脈に合う有用な説明を勧めています。一方、キーワードの詰め込みは使いにくさにつながると説明しています。キーワードを入れるために、画像にない内容を加えないようにします。
画像と関係する固有名詞、対象の機能、選択中の項目などは、説明に必要なら含めます。反対に、記事タイトルの丸ごと複写や、関係のない地域名・商品名の追加は避けます。
altの修正だけで順位が上がる、という効果は保証できません。本文との関連、画像の内容、読める説明を整え、情報を取りこぼさないことを先に確認します。説明のために毎回画像ですと書き出す必要もありません。
WordPress画像alt|入力場所と保存後の確認
WordPressでは記事内の画像ブロックとメディアライブラリを分けて考えます。画面の配置はWordPressのバージョンやテーマで異なる場合があります。
記事の画像ブロック
編集画面で対象の画像を選び、右側のブロック設定の代替テキストを確認します。設定欄が見えなければ、保存・公開ボタン付近の設定ボタンでサイドバーを開きます。現在の公式資料はContent内のAlternative textを案内しています。
説明が必要な画像なら、前後の文章と合うaltを入力します。装飾の指定が表示される環境では用途に応じて選びます。この記事のこの場所で必要な説明かを確かめてから、保存後のプレビューを確認します。
メディアの既定値
WordPress公式は、ブロック設定でのalt編集はその投稿やページの画像へ適用され、メディアライブラリのaltは別の場所に挿入するときの既定値になると説明しています。両方を同じ設定場所として扱わないようにします。
同じ画像を別の記事でも使っている場合は、使われている本文の画像ブロックを確認します。メディア側の文章を変えただけで、既存の全表示箇所が意図どおりになったと判断しないでください。
アイキャッチと表示側
アイキャッチは本文画像と表示の仕組みが異なる場合があります。テーマや一覧カードの出し方によって、タイトルと並ぶ画像が装飾として扱われることもあります。実際に表示されたHTMLと、画像がリンクの中で果たす役割を確認します。
ファイル名、メディアのタイトル、画像のtitle属性は、altとは別の情報です。ファイル名に説明語を入れたからaltは不要、という判断はできません。変更した欄と出力される属性が一致するかを見ます。
WordPress画像alt|見直しの5項目
機械的に属性があるかを見るだけでなく、説明の内容が正しいかも確認します。最初は1記事の画像から見直すと、変更の理由を追いやすくなります。
- 画像が説明・装飾・操作のどの役割を持つか
- 画像を見ないでも本文の要点や次の操作が分かるか
- 画像に存在しない内容や効果を書いていないか
- 近くの本文やリンク文字と不要に重複していないか
- 保存後の実際のimgに、意図したaltが出ているか
ブラウザで画像を右クリックして検証を開くなどして、該当するimg要素のaltを見ます。次の例は属性そのものがない状態です。装飾用のalt=””と同じ意味ではありません。
<img src="sample.png">
自動生成の説明を使う場合も、写っている商品、設定値、数値を照合します。顔や場所の推測、根拠のない効果、読めない文字の補完をそのまま採用しないでください。人が判断するのは、画像を置いた目的と、説明が事実に合うかです。
最後に、可能なら利用するスクリーンリーダーでも前後の文章と続けて聞きます。リンクの目的やグラフの意味が抜けていないか、同じ説明が続かないかを確認します。画面上の見た目の点検だけで、読み上げも確認済みとしないことが大切です。
なべくん画像ごとに、見えなくなったら何が伝わらなくなるかを考えると、書く内容を絞りやすくなります。
WordPress画像alt|よくある質問
altの長さ、装飾画像の扱い、同じ画像を使う場合について答えます。
- altは何文字にそろえればよいですか?
-
この記事では固定の文字数を基準にしません。画像の目的が伝わる短い説明にし、複雑な図は本文や表へ詳しい情報を分けます。長さより情報の過不足を確認します。
- 装飾画像もSEOキーワードで埋めますか?
-
新しい意味を持たない装飾なら、空のaltを使う判断があります。検索語を足すために画像の役割を変えないようにします。画像だけのリンクは、目的を伝える説明が必要なので、装飾と同じ扱いにはしません。
- 同じ画像のaltを全記事で統一しますか?
-
同じ画像でも文脈が変わるため、一律の統一を目的にしません。素材の既定値を用意しつつ、使った投稿の画像ブロックで、本文に必要な説明になっているかを確かめます。
まとめ|altは画像の役割を言葉にする
画像を見ない場合に必要な情報を、用途に合わせて補います。
説明画像:その場所で伝える意味を短く書く
装飾:不要な説明を増やさず、空のaltを検討する
機能画像:見た目よりリンク先や操作を伝える
WordPress:画像ブロックと素材の既定値を区別する
確認:保存後のHTMLと、説明の事実関係を見直す
まず1記事を開き、各画像の役割を決めてからaltを読み直してみてください。
次に進める作業に合わせて、こちらの記事も参考にしてください。
参考資料(2026年10月確認)
画像SEOのベストプラクティス | Google Search Central
An alt Decision Tree | W3C WAI
Informative Images | W3C WAI
Functional Images | W3C WAI
Complex Images | W3C WAI
Image block | WordPress.org
