CTRが低い記事を見つけても、すぐに強い言葉へタイトルを変える前に、その記事が何の検索語で表示されているかを確認します。狙っていない検索語の露出が増えた場合も、CTRは変わります。
比較する検索語と条件をそろえることが最初の作業です。期間、ページ、国、デバイス、平均掲載順位、表示回数を並べてから、タイトルや本文の問題を考えます。
低CTRの理由を分けて考える
架空の例で、表示100回・クリック5回はCTR5%、表示1,000回・クリック20回は2%です。率は下がってもクリック数は増えています。一つの指標だけを成功・失敗の判定にしません。
| 観察 | 先に確認すること |
|---|---|
| 表示回数が少ない | 少数のクリックで率が大きく動いていないか |
| 平均掲載順位が変わった | 表示位置の変化が混ざっていないか |
| 検索語の構成が変わった | 本文が答えていない用件が増えていないか |
| 検索語と内容が合う | タイトルと導入で答える範囲が伝わるか |
タイトルと導入の約束をそろえる
検索語の用件に対し、記事が実際に答える内容を一文にします。たとえば「API投稿が失敗したときの確認順」を扱うなら、題名にも本文の最初にも、何から調べる記事かが分かる説明を置きます。
本文にない成果や範囲をタイトルへ足さないようにします。「必ず解決」「最短で成功」などの保証より、対象、条件、確認できる作業を具体化してください。
Googleのタイトルリンクはtitleだけから決まるわけではなく、見出しなども使われます。スニペットも主に本文から生成され、説明文が使われる場合があります。導入には要点と前提を書き、表示させたい語句の列挙にしません。
変更前後を記録して読み直す
- 変更前のタイトル、導入、説明文、比較条件を控える。
- 検索語と本文を照合し、説明がずれている箇所を直す。
- 反映後のページと出力を確認し、変更日を記録する。
- 同じ条件で数値と検索語を比較し、順位や露出の変化も読む。
同時に多くの記事や項目を変えると、何が関係したかを見分けにくくなります。評価できる母数や期間はサイトの状況で決め、共通のCTR基準を置かない形にします。
CTRが変わっても、タイトル修正だけが原因と断定しません。検索需要、掲載位置、検索結果の構成なども影響するため、記事の答えが読者に伝わるかと合わせて判断します。
